初めからアイスフォールの状態が良くないという情報が飛び交いました。途中に崩れそうな巨大なブロックがあり、一時アイスフォールドクターもフィックスを見合わせました。しかし蓋を開けてみれば、今までにない短く直線的なルートが出来上がりました。アイスフォールドクターや一部の商業登山運営会社に感謝です。C1以降も多くなクレバスもなくスムーズなルートに仕上がっていました。

外国人登山者数が過去最高の492名となり、ローツェの外国人登山者数も100名超え、ヌプツェも80名近い申請がありました。晴天日には渋滞が見込まれましたが、多くの盗聴可能びがそれをある程度引き留めたようです。5月20日に多くの登頂が見込まれたため、私たちは5/19日の登頂を目指しました。明け方まで強風が残るという猪熊気象予報士から予報をいただき、膝までの深雪で、多くの隊が引き返す中、我々のシェルパが先行し、その日は誰もいない山頂を味わいました。こんなエベレスト山頂は初めてです。明け方まで強風が残ったのでみんな顔面を少しやられましたが、勲章として受け入れました。

今年はオンディマンドシステム(EMS)はサウスコルまでの利用にとどめました。やはり8000m以上では、我々日本人(シェルパ以外)には従来のSUMMITシステムの方が向いてるようです。シェルパたちは今年も昨年に続きカニューラ飲み、登頂日酸素一本(毎分2リットル)で同日C2まで下山しました。やはり我々とは体と脳が違いますね!

一方私たち日本人は「帰国翌日社会復帰」のため、BCに戻り、酸素で回復を図りました。登頂後BCに二泊しヘリでカトマンズに戻りました。やはり高所での長い滞在は脳と体を蝕んでいきます。積極的な酸素の利用をこれからも実践したいですね。

 

「キセノンガス」と速攻登山

昨年話題になったキセノンガスですが今年は話題になりませんでした。昨年のリポートもありませんでした。