観測史上最大の降雪に見舞われた国慶節のチベット側エベレスト。1000人とも言われる観光客が足止めやレスキューされるなど一時は深刻な事態かと思われました。アメリカ隊のスキーチームにはもしかしたら良い雪が提供される事になったのかもしれません。
ネパール側のエベレストについては報道はありませんが、山麓では大雨や洪水の報告も上がっているようです。ちなみにナムチェバザールのライブカメラは晴天の平和な画像(映像)が見られました。
さて、2026年春のエベレスト、登山料が値上げされます。5000ドルの値上げで登山料は15000ドルとのことです。
また、2027年からはエベレスト登山許可取得の条件として7000メートル以上のピークの登頂経験が問われると言う話が出ています。ネパールのことですからそうではなくなるかもしれません。
アイスフォールの状態は、ここ数年、全体的な沈下に伴う平坦化を感じます。以前より安全になった感はあります。
その後、キセノンの効果についてのレポートを私は見ていません。
オンディマンド酸素システムの方は、昨年の実績から2026年は使う登山隊が増えると考えられます。
一方、ネパールの反政府デモは収束に向かっているようです。ゆっくりと平穏を取り戻してきてると言うことです。まあ、静観するしかないのですが。
2025.10.12